こんにちは、長女Rinの小1プロブレムに悩み、ようやく解決した、アラフォーワーママKotonoです。
我が家では小1プロブレムを乗り越える対策として、アドラー心理学の不登校に強くて子育てに特化している、という先生を友人から紹介してもらいました。
アドラーとはフロイトやユングと並び称される、“心理学の3大巨頭”のひとりです。
アドラー心理学とは「嫌われる勇気」で有名な、心理学者アルフレッド・アドラーの教えが基になっています。
「不登校に強い」「子育てに特化」というキーワードに惹かれて、藁にもすがる思いで先生のカウンセリングを、夫と2人で受けに行ったのです。
私たちが専門家のアドバイスを受けて長女Rinへ実践すると、なんと1週間も経たずに効果が現れ、みるみるうちに良い方へ変化しました。
ついには小1プロブレムを乗り越え、解決策を見つけることが出来たのです!(^^)!
お子さんの小1プロブレムでお悩みのあなたへ、我が家の場合の専門家からもらった、解決策を詳しくお伝えします。
では、まず長女Rinの様子を先生に説明したのでみていきましょう。
まず、カウンセラーの先生へ長女Rinの様子を説明
お時間のあるときにこちらの記事、
をご覧いただくと、より一層分かりやすいと思いますm(_ _)m
では、ざっくり説明しますね。
- Rinは保育園のお友達が1人も行かない、小学校に入学したこと。
- 入学前の育成クラブへはちゃんと、行けたこと。
- 6月までは近所のお姉ちゃんと、学校に通えていたこと。
- 保育園のお友達が行った、小学校の運動会を見にいったこと。
- お姉ちゃん達に迷惑をかけるので、わたしが登校に付き添うようになったこと。
- 始めは門でバイバイだったのに、教室まで付き合わないといけなくなったこと。
- 教室からの逃げ出しなど、小1プロブレムが起こりだしたこと。
ここまで話すと先生は、
この勇気(活力)を注目されることで補おうとしています。
勇気とは活力のこと、人生の課題について克服しようという勇気(活力)が、必要だということです。
なのでRinちゃんは決して病的ではありません。
私はRinが病気になってしまったのではないか、Rinの本当の気持ちはなんなのだろう?どうしちゃったんだろう?
何か訴えがあるはずなのに、分からなくて知りたくて心がモヤモヤしていました。先生から「病的ではありません」と言われ、ホッと胸を撫でおろしました。
次はRinの小1プロブレムの、逃げ出しについてみていきましょう。
アドラー心理学的にみたRinの行動
2-1.課題の分離・自分の課題と他者の課題を切り分けて考える
そうなんですね、お友達も一緒に追いかけてきてくれてお友達まで、事故に遭わないかと心を痛めていました。
でも課題の分離で気にしなくて良いってことですね?
先生に課題の分離と言ってもらえたことで、私の心はまた一つ軽くなりました。
2-2.適切な行動、不適切な行動
まず先生は質問をされました。
- 始めは東門までで良かった
- 靴箱までになった
- 次は教室までになった
その時のRinちゃんの様子を教えてください。
先生はRinが駄々をこねて要求しているのか?を知りたかったようです。先生がなぜこのような聞き方をされたのか、それはこれが後々「肝」になってくるからだったのでしょう。
2-3.正の注目、負の注目
駄々をこねて言うことを聞いてもらう。
↓
困らせて要求を通そうとしています。⇒(負の注目)
↓
不適切な行動をしたときには、「普通に、言い直して」と言って、言い直しをさせるようにしてください。⇒(適切な行動へ導く)
⇒(出来ない内容だから、正の注目をしない)
困らせる作戦(不適切な行動)=『駄々こね作戦』
をしています。このまま大人になると”家庭内暴力”などにエスカレートする可能性もあって、非常にマズイです。
感情を乗せずに普通に、言い直すことが必要なんですね。親も根気よく付き合って、正の注目を普段からしてあげることが、大切なんだと分かりました。
Rinが怒って伝えてきたり、駄々をこねた時に親も怒って返すのは、駄々こね作戦に、駄々こね作戦で返しているということらしいです(;’∀’)
- 目を見て笑いかけたり、
- 抱きしめる、
- 頭を撫でる、
- 手をつなぐ、
- キスをする、
- こちょこちょをする、
などスキンシップをとって《普段のRinを認めてあげる》ことがとても大切です。(適切な行動・正の注目)
夫も私も、知らず知らずのうちに負の注目で、Rinの目的を達成させてしまっていたようです。
Rinは勇気(活力)が減っていて、それを補うために注目をしてもらう事が、ねらいだったんですね。
Rinにとっては勇気を補えれば良いのですから、
- 正の注目でも、
- 負の注目でも、
どちらでも良かったのです( ;∀;)
次は、負の注目ではなく、正の注目でRinの勇気(活力)が増えるのか、具体的にみていきましょう。
正の注目で勇気が増える方法 ○○と思うよ⇒考えさせる
①現在Rinは、登校の付き添いが必要です。前日の夜Rinに、必ず尋ねるようにします。
このように、Rinに毎晩、尋ねます。
↓
そしてRinには『行ける力があると思う』と伝えます。
↓
わたし一人で行けるのかな?と考えさせて、行ける力があると思わせます。
②夜寝るときに、Rinと次女のMikaは、
- 手をつなぐことで、喧嘩になったり、
- 2人で私の上に、乗ってきたり、
- お話を聞いてと、同時に話したり、
私を2人で奪い合うので、とても疲れるのです。その場合は、
RinとMikaが、
- 自分で考えて、奪い合いをやめる、
- 普通に優しく言えたら、
↓
2人と手をつなぎ寝ます。
③保育園の頃のお友達が通う、小学校に行きたいと言い出した時、
↓
Rinにそうなのかな?と考えさせます。
実はカウンセリングの先生にも、転校をさせた方がいいのか相談しました。すると先生はあっさり「転校が認められるのであれば、転校させて大丈夫ですよ」とおっしゃいました。
私と夫は相談しました。
- 今の学校で、お友達も出来ている。
- 心優しい子供達に囲まれて、良い環境。
- 担任の先生や教頭先生にも、心を開きだした。
だから転校は”最終手段”として考えよう、ということになりました。
では、今回の小1プロブレムの解決策、専門家からアドバイスをもらって、実践した内容をまとめてみましょう。
まとめ
小1プロブレムに、専門家からの解決策を実践(^^)備忘録として、まとめます。
- 親も感情的にならない、普通に話す、叱らない。⇒負の注目をしない。
- 困らさせて要求したことは、言い直しをさせる。⇒普通に言えて、聞いててあげられる内容なら聞く。
↓
「その言い方ならしてあげたくなるなぁ」⇒正の注目をする。
聞いてあげられない内容なら、「それは出来ないなぁ」と言ってやらない。
- 困らせて要求して、言い直しができない時は、「普通に優しく言ってくれたらいいのになぁ」
↓
それでもパニックになったり、駄々をこねる場合、しばらく時間を置く。
- 叱らない、感情的にならない ⇒負の注目をしない
- 言うことも聞かない ⇒正の注目をしない
- 無視もいけない
⇒子供は無視をされるよりも、負の注目でも良いので、自分を見てほしい。
- 困らせていない時に、正の注目をたくさんあげる。
↓
そこにいるだけでいいんだよ、目を見て笑いかける、スキンシップ。
- 困らせて要求 ⇒ 不適切な行動 (適切な行動以外全て) ⇒ 負の注目。
- 普通に言えて要求 ⇒ 適切な行動 ⇒ 正の注目。
- ○○と思うけど、どうかな?とRinに考えさせる。
「そこに座っているだけで、いいんだよって目を見て微笑む」ことは仕事や家事に追われ、イライラ、バタバタした状態ではなかなか、出来ていませんでした。
Rinが何か悪いことをした時にだけ、「ダメでしょう」と叱っていました。
「スキンシップが足りない」とは一日中、一緒に過ごさなくてはいけない、ということではありません。一緒に居るときに、子どもとどれだけ向き合う時間を作るかです(^^♪
先生は、最後におっしゃいました。
確かに、そう感じました。今ではRinと次女Mikaに毎日、”目を合わせてニッコリ微笑む”を少なくても10回はしています。夫もやっているので2倍ですね(^^)
子どもの問いかけに私たち親は、パソコンやスマホを見ながら返事だけをしがちです。一瞬でも目線をずらして顔をみて返事をすると、子どもは安心すると実感じました。
と、この記事の専門家の解決策を実践して、1週間もしないうちに、
- 学校で授業中の逃げ出し
- 育成クラブでの逃げ出し
- 先生方との逃走劇
は全てなくなりました。
現在、夏休み中で毎日育成クラブに、朝の8時半から17時半までと長時間預けていますが、何事もなくお友達と楽しく過ごしています。
たまに強く怒った口調で言うことはありますが、「その言い方では聞けないから、言い直して」と伝えると、普通に優しく言えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございますm(__)m
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コメント
とっても参考になりました❗️
アドラー気になります。
全国にカウンセラーさんいるのかな??
RINちゃん、楽しく過ごせるようになり良かったですね
遅くなりました。アドラーは全国にカウンセラーさんいらっしゃると思いますよ。
Rinは少しづつですが、成長しています(^^)これからも、ゆったりした気持ちで
見守っていきますね。